人間の愚かさと豊かさと
この文面を読んでギョッとした。
教師の話は「本当か?」と思うが
アオダイショウ、ザリガニ、カエルらの皮を剥ぐ姿は
とてもリアルでギョッとしたのです。
しかし
この文章から滲み出てくるのは
人間のふてぶてしさ
皮を剥がれたアオダイショウは可哀想だが
それを炊き込みご飯にする人間の残酷さにも
呆れつつ
それが人間だとも思うのです
私も含めて
蛇革のナンチャラを欲したり
毛皮の毛並にうっとりしたり
いや
そこまで行かなくても
肉も魚も食べてる自分は
もうそれだけで、この話と同じ人間だと思う
いや
だからベジタリアンが理想とか言いたいのではなくて
それはその人の生き方だから。
私は弱く、酷く、汚く
それでもギョッとしてしまう矛盾だらけの自分でしかいられない
ちょっと話しはずれるが
路地裏がないと人間は病みやすいという話を聞いたことがある
虫の羽をむしったり
皮を剥いたりする体験は
人間の中の闇を活性化させるのかもしれない
路地裏の暗さのように
そしてその暗さは
生きる希望にも繋がってるイメージが湧いてきて
お天道様と漆黒の闇の繋がりが見えたようで
やはり面白いと思ってしまう。
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