感情

「感情はどこに向かうのか」的な歌詞を見ながら思ったこと。

感情はどこにも向かわない。
感情は制御が難しい。
いくら知的に理解しても
だからなんとかなるものでは決してない。

感情は管理するものではなく、
感情は自分と共に手と手を取り合うもの。

自分で扱うには、自分を「よしよし」してあげる必要がある。
でももっと良いのは
自分の感情の動きを外に出せることだ。

「あーいやだ」とそばにいる人に言えるのは
とても幸せだ。
もちろんそこに解決法を出されることなく
受けとめてもらう事が前提だが。

しかし、それを言えるには
それまで相手にも貯金しておく必要がある。
相手の話を面倒くさがらず聴くようにするとか
相手への気遣いをしておく。

しかし時には!?
特に女子がそれをすると
「俺が素晴らしいから」「俺が稼いでいるから」とおかしな勘違いをする人も結構多い。

私は自分のほうが稼ぐ立場を選んで
初めてそういう人を「小さいな」と思った。
そんな男ばかりではないと信じたいけど。

話がズレました。
感情を出せるような関係を作っておくことは
二人にとって幸せだと思うのだけど

それを願う人達と会うことはあまりない。
むしろ
子どもの問題を通して二人の関係について
否が応でも向き合わされる姿を最近は見ることが多い。
子どもたちは
よくわかっていると思う。(無意識でね)

なんのために生きているのかなって思う。
突き詰めて考えていくと
「幸せ」を求めてなのではないでしょうか。
「幸せ」って、怒ったり笑ったり、「もっとこんなことしたい」とエネルギーが増すことではないでしょうか。
この年になり
私もやっとその事がわかりました。

感情こそ、生きているエネルギーなのですね。