エゴステイト

鍼灸治療を受けていた時に

緊張する自分に違和感を感じたわけ。

過去にはそんなことなかったのにね。

いや、なかったのではなくて

感じなくしていたのだと気づくと

治療者は男性であるからの「怖さ」を感じていた自分に気づくことになった。

それはもちろん、過去の体験に裏付けされた怖さだったのだと知り

そこから

その出来事をリアルに思い出し

さらにその上で

子どもの私を、大人の私が救い出すというイメージワークを行い

私の中で、そこでようやく

相手への「怒り」の感情を感じることができた。

 

もう、子どもの頃の出来事でもあるのだけど

この歳になるまで

リアルにその体験を改めて感じることはできなかった。それは、

ある種の解離があった気がします。

 

そしてこのワークの後に

男性に対して複雑な感情を抱いていた自分を改めて感じました。

 

例えば

父親を求めるような保護されたい、愛されたい感情

この体験のような、自分の欲望を押し付けてくる怒りや蔑みの感情

論理的思考で判断する姿からの尊敬する感情

そして子どもっぽさを受け入れるような寛大な感情

 

これらの中で、特に甘えと怒りは共存しづらく

私は父親を求めるあまり

この怒りの感情と体験を封じ込めたのだとわかったのでした。